上部構造編
強固な躯体と安心を!
注文住宅構造計算
全棟許容応力度計算を
標準仕様にしました
当社では以前までも一般的な4分割法の壁量は建築基準法の求められる構造壁量はすべて倍以上入れる仕様にしておりましたが近年の自然災害等の各地の被害等を重くみて、オプションであった許容応力度計算を2018年度後半の物件より標準に切り替えることにしました。長く住み継ぐ住まいです。お客様にさらなる安心と確実な安全を担保することができると思い標準採用にいたします。400ページを超える構造計算、地盤調査から割り出される地盤補強、基礎工事から上部構造まで一貫した考え方で建物の垂直荷重のみならず水平合成まですべて計算し確認をします、積雪荷重1.8mの雪深い青森で地震にも強い家造りを実現します。
丸太などは自社加工
青森県産材の丸太や梁
機械加工が難しい物は
自社加工場にて
手作業で加工します
墨付け、切込みも行います
仮組
現場で1発で合うようにすべて一度仮組調整を行います。
基本的に無垢の役物を施工する場合には2階建前を行う形です。手間暇かかりますが重要な作業になります。
仕上げの磨きも手加工
お客様のもとに嫁ぐ前にお化粧
白無垢とは言いませんがすべて磨き上げていきます
プレカットと手仕事
手加工とプレカットを上手に併用していきます。また化粧表しになる梁材もすべてサンダー仕上げを施し梱包しなおします
建前風景
レッカー車にて重い梁材は柱などを釣りこんでの作業です
県産材の大黒柱
一服休憩時の貴重な一コマ
そこに立っいているだけで
重厚さを感じさせます
墜落防止措置
安全面を考えて落下防止ネットを施工。
勾配屋根
根太レス合板を敷き込み水平合成を確保するパターンと垂木落とし込みなど様々なパターンがあります
適切な施工
根太レスで剛性をとるためこの場合は釘のピッチも重要です
念入りにもうひと手間
万が一屋根の防水層が破損等した場合でも躯体を守るために屋根面の暴風層兼用でタイベックを施工します。継ぎ手の少ないこだわりの3m物です
先張りシートの施工
転ばし垂木などで行う場合には先張りシートもこの段階で行います
垂木の止付け
専用ビスにて垂木を止付け
安定して垂木を保持します
垂木の止付け
専用ビスにて垂木を止付け
安定して垂木を保持します
野地板施工
N50の釘で確実に止付け
壁の耐力壁
板張り仕上げが標準なので
現在はダイケンダイライトMS、モイスなどの耐力面材が標準施工されます。
施工の確認
止付けが適切か?ピッチは間違っていないか?など現場で確認もします。
どうでもいいかも!番外編
建て方などの工事写真や動画が充実しているのは代表でもある私も建前現場に出ているからです。建て方時は木材の番付けを確認して振り分けながら荷揚げする作業がメインです。図面書いた人が一番頭に構造が入っています。いいことか悪いことかは別にして体が続く限り生涯現場に立ち会いたいと思います。(^^)/
机の上にふんぞり返っているのは相にあいません。